倍率との向き合い方
2022.02.22
昨日、愛知県教育委員会から倍率の発表
がありました。
数字だけを見ると、2倍を超える高校も
あり、受験生や保護者の皆様も大丈夫か
不安になったりしているかもしれません。
しかし、愛知県は複合選抜制を実施して
いるのでこの倍率には第2志望の受験生
の人数も含んでいる点で他の都道府県と
大きく異なります。
例を出すと
A高校 定員 200人
第1志望者 240人 第2志望者 0人
→倍率 1.20倍
B高校 定員 240人
第1志望者 260人 第2志望者 0人
→倍率 1.08倍
C高校 定員 200人
第1志望者 100人 第2志望者 500人
(第2志望者は全員A高またはB高の第
1志望者とします。)
→倍率 3.00倍
この数字だけ見ると、C高校が一番見た
目上の倍率は高いですが、A高校、B高
校は第1志望校でほとんど合格するので
実際は、C高校の第2志望者として受験
するのはA高校の40人+B高校の20人=
60人となります。よってC高校は実際は
定員を割っていることになります。
このように、数字だけに惑わされること
なく正しく見極めることが大事です。
むしろ、この倍率に焦ってしまい、勉強
が手つかずになってしまい、必要な勉強
量が不足してしまうという点を心配して
います。
倍率が確定した後もやるべきことは変わ
りません。ビビらず、合格への道を進ん
でいきましょう。
また、どうしても不安なことがありまし
たら1人で悩まずに、塾生は校舎電話を
ください!相談に乗ります。保護者様も
お子様の受験で不安なことがございまし
たらぜひ校舎にお電話を頂ければと思い
ます。
高橋