「ズルはクセになる」

子どもたちの指導をしていると

この言葉を痛感します。

「課題提出に間に合わないから

答えを写して提出しよう…」

最初はある種の罪悪感を抱えながら

したズルがいつか悪癖となり無自覚

にズルをするようになります。

「正々堂々取り組む価値」

という精神性の問題だけでなく

サボることで力が伸びず，次に

現れるこの前よりも少し高い壁

を越えられなくなります。

ここからは負のループの始まりです。

ご自宅でお子様を注意される際に

ガミガミ怒るだけでは思春期の彼

らに伝わりにくいと思います。

まずは，力を伸ばしていかないと

更に苦しくなることを納得させる。

次に，自信の付け方を伝えてあげ

てください。

オススメの方法は，“楽勝”で達成

できる自分との約束を守っていく

作戦です。

「テスト結果が悪かったから，次

のテストまで毎日３時間勉強する」

達成できればグッドですが，中々に

ハードルが高い目標です。

「お昼ご飯にラーメンを食べる」

「カフェで１冊の本に目を通す」

最初はこれくらいのハードルで良い

と思います。

ズルではなく，自信をクセにして

いきましょう！

（田中）