こんにちは！社会科の伊藤です。

ここまで天気の悪い日が続くと、暑くなるのは差し置いてお日様が恋しくなります。

さらに向こう1週間も曇天や雨天が続くとのこと。これではどこかに出かけようにもなかなか気分が乗りません。

さて、先週の日曜日に鳴沢の滝を訪れた帰り道、
偶然通りかかった場所があります。

寒狭川の寒狭峡周辺、花ノ木ダムです。
豊川の一部であり「寒狭」と書いて「さむさ」と呼ぶこの川は、新城や設楽を流れ、宇連川と合流して最終的には三河湾に注ぐ清流です。

アユの友釣りやアマゴ釣りが行われることでも知られ、シーズンになると渓流釣りを楽しむ人の姿を見ることができます。

川沿いの道を走っている途中、大量の水が勢いよく流れ落ちる姿が目に留まりました。
近くの駐車場に車を停め、間近にその様子を見てみました。

豪快な水煙を上げる花ノ木ダムは、まさに夏の涼を求めて訪れるのには好適な場所です。

辺り一帯には心地の良いひんやりとした涼しさと、心落ち着く水の音が響いていました。

開花時期を迎えた夏草が水滴を付けて鮮やかに咲いている様子も、夏の風情があって素敵でした。

また、この花ノ木ダムがある場所には、
釣り堀を有する花ノ木公園という旅館があり、
釣った魚や地元で獲れた新鮮な山の幸を併設された食堂で堪能することができるようです。

清流を眺めながら、川や山の幸に舌鼓を打つ
何とも贅沢な時間だと思います。

山に囲まれてただ川を見ていると、
なんだか時間の流れがゆっくりに感じられます。

美しい自然を実際に見たり触れたりすることで、
心のエネルギーを少しでも補充できればと、水際まで行って全身で水煙を感じてから、そんな思いでこの地を後にしました。