戦いの一年でした。

碧南校を担当して３年、もっと言うと、

塾講師人生の中で一番運営を考え、色々

思案し、思い悩んだ学年です。

「絶対的なエース」は不在で、みんな

それぞれに学力やメンタルの面で課題

があって、全員でそれを乗り越えてい

く学年でした。

勉強の甘さや心の弱さを指摘しなければ

ならないことも多く、心を鬼にして注意

したこともありました。

加えて昨年に起こった新型肺炎のパンデ

ミックによって今までの生活様式が一変

し、塾生の皆も夏休みの短縮や学校授業

進度など例年以上にイレギュラーが多か

った年でした。

しかし、塾生の皆はこの１年で本当に強

くなりました。今年の塾生は、他中学の

生徒同士で休憩中話すなどのようなこと

はあまり見られない学年でしたが、

授業中は成績UP、志望校合格という同じ

目標に向けて一致団結して頑張れる学年

でした。

それはまるでラグビーのスクラムを組む

かのように共に過ごす日が長くなること

にお互いの団結は強固になっていきまし

た。横並びだが、力強く、多少のことで

はびくともしない強い壁になっていまし

た。

自分の中ではこの「スクラム」がこの学

年を象徴する言葉のような気がしていま

す。

保護者の皆様。

お子様の成長の期間に携わることができ

て沢山の喜びと感動をいただきました。

前進塾を選んでいただきまして、誠に

ありがとうございます。

入試まで残り僅かの期間ですが、最後ま

で目いっぱい指導させていただきます。

塾生の皆。

勝負の日が近づいてきました。

心は上を向いていますか？入試という

晴れの日を楽しめそうですか？

君たちはまだ伸びます。

まずは明日、いい表情で来塾してくれる

ことを期待しています。

高橋