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Japanese tea Aichi

Japanese tea Aichi

2021.01.26

こんにちは!伊藤です。

あっという間に1月も残り1週間を切りました。

1月~3月は1年の中でも特に時が

過ぎるのが早いように感じます。

一日一日を丁寧に過ごせるよう、

心がけて生活していきたいものです。

さて、日々を丁寧に、穏やかに過ごすために、

リラックスできる時間は必要です。

忙しい中でも、ほっと一息つくツールとして、

自分の好きな飲み物を飲むのがおすすめです。

緑茶や紅茶、コーヒーなど、芳香のある

温かい飲み物だとなお良いように思います。

お茶もコーヒーも世界中で親しまれている

人間にとって欠かせない嗜好品となっています。

香嵐渓のカフェ「堅香子」の炭焼珈琲

日本では古くから緑茶が親しまれてきました。

喫茶の習慣を中国から日本にもたらしたのは

鎌倉時代の禅僧で臨済宗の開祖である

栄西だと言われています。

茶の生産量は静岡県が1位となっていますが、

全国各地で茶の生産は行われています。

愛知県は抹茶の原料になるてん茶の生産量が

京都、鹿児島、静岡に次いで全国4位で、

特に西三河ではてん茶の生産が多いとのこと。

西三河の西尾市は抹茶の生産地として有名な

ことからも、納得の資料だと思います。

自生する茶の木

一方、同じ三河地方でも東三河では煎茶の

生産量が多くなります。新城市や設楽町、

豊田市の一部などの奥三河では、茶畑が

広がっている光景を、ドライブ中の車窓から

しばしば目にすることができます。

紅葉で有名な豊田市足助町の香嵐渓でも、

広い敷地内に自生する茶を用いて、

寒茶の仕込みが行われていました。

この時期に茶の仕込みをすること自体、

凄く不思議な感じがしました。

というのも、緑茶の仕込みは、

「夏も近づく八十八夜」の歌の通り、

初夏の5月初旬に行うのが一般的だからです。

寒空の香嵐渓

あまり聞きなれない「寒茶」ですが、

実のところ初夏の新芽よりも分厚く、

しっかり栄養をため込んだ冬の茶葉が

一番甘みが濃く、美味しいようです。

ぜひ一度飲んでみたいものですね。

子どもの時以来、山野に自生する茶を

使って自分で茶葉を作ってみたくなりました。

ルーラルツーリズムという言葉があります。

「農村を舞台に、地域資源を活用し、

余暇活動を行うこと」と定義される言葉です。

今回の香嵐渓のお茶にまつわる余暇活動も、

まさにこの一環であるように思います。

今回のルーラルツーリズム、この時期にしか

見られない景色を求めて、香嵐渓から

さらに北へもう少し進んでいきます。

次回は豊田市稲武町の冬景色を

ご紹介できればと思います。

(マスクの着用、こまめな消毒、単独行動等の

感染症対策は十分に行っております。)

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