私はそれらについて少ししか知らなかったです。
2020.07.04
変なタイトルのブログですが中身は真面目なブログです。
このタイトルを見てピンときた中3生はよく勉強していますね。
素晴らしい!
さて、タイトルの文ですが、これは中3英語に出てくる文です。
この文を英語にしてみてください。
I knew little about them.
教科書に沿うとこうなります。
なかなか厄介な文です。
「知らなかった」なのに(notを使う)否定文じゃない。
なぜ?と思いますよね。
しかもこの文は基本文ではないので文法的な説明をどこまでするか、
学校や先生によって違います。
なので簡単にこのブログで説明します。
この文は「little」という単語に秘密があります。
(※今回の文のlittleは副詞的用法ですが、否定の意味をもつ理由の説明
なので形容詞littleとして以下説明していきます。
英文法研究されている方々からの鋭いツッコミはご容赦ください。)
例えばこの状態
この状態をどう言いますか?
水が少し「ある」?
水が少し「しかない」?
どちらの表現も間違っていませんよね。
この表現の違いがlittleの秘密です。
英語では、
少し「ある」→ a little
少し「しかない」→ little
と表現します。
「a」があれば「ある」、なければ「ない」です。
これは「few」と「a few」も同じ関係です。
なので先ほどの文も「little」が、
少し「しかない」と否定的な意味をもっていることになります。
厄介な文ですが多くの中学校でテスト範囲に入っています。
テストで出題されても良いように、この文も頭に入れておきましょう。
大島