四谷の千枚田
2020.06.09
こんにちは!伊藤です。
6月に入っても晴天の日が続いていますね。
そろそろ梅雨入りかな…と思う時期なので、
晴れた日を有効活用したいものです。
連日夏日や真夏日が続いているので、
熱中症には十分気を付けましょう。
さて、愛知県ではコロナウイルスの影響も
かなり落ち着いてきているように思います。
油断は禁物ですが、徐々に経済活動なども
もとに戻りつつありますね。
ということで、私も県内かつ
屋外の外出を徐々に再開しています。
やはりその季節にしか見られない美しい風景は
見ておきたいものです。
マスクの着用やソーシャルディスタンスに
気を配りつつ、新城市にある有名な棚田の
「四谷の千枚田」に行ってみました。
「棚田」というのは、斜面を削って文字通り
棚のように形成された田のことを言います。
狭く山がちな日本の国土を有効活用した、
まさに先人の知恵です。
日本全国に棚田は存在しますが、
四谷の千枚田は棚田百選に選ばれている
特に美しい棚田です。
春夏秋冬、それぞれに違った美しい表情を
見せてくれ、訪れる人々を魅了しています。
今はちょうど田植えの直後にあたる時期、
田に水が張られ、苗が植えられていました。
幾重にも重なる水田に澄んだ水が
張られ、日の光を浴びて輝く様子は、
心が落ち着く非常に美しいものでした。
棚田は、山がちな地形を何とかして
水田として利用できないかを考え、
自然の地形を残しつつ、人の手を加えて
並々ならぬ苦労のもとで造り出されました。
自らの置かれた立場を一旦受容し、
解決策を考え実行していく。
先人たちの知恵は、今回のコロナ危機にも
生かすことができるように思います。
人と人、人と自然、対立しあうのではなく、
互いに協力して、解決策を模索していく
ことができたらいいですね。