大学受験結果報告を受けて
2020.03.24
以前のブログで,
「いつか書けたら・・・」
とお伝えした,卒塾生の大学受験
の話をお伝えします。
昨年の7月下旬に大学受験の相談を
受け,周りの子からは大幅に遅れた
スタートを切りました。
メキメキと力を伸ばし,模試の判定
では,合格ラインに届くところまで
目一杯頑張れましたが,結果的には
第2志望校への進学となりました。
第1志望校には合格したけれど,
受験勉強を頑張ることができず,
試験後に涙を流した高校受験。
第1志望校には合格できなかった
けれど,受験勉強を頑張ることが
でき,試験後に自信を得た大学受験。
どちらにより価値があるのかは
本人にしか決めることはできません。
人生を2種類に分けるとき,
「勝つ人生」と「負ける人生」
に分ける人が多いと思います。
でも冷静に考えると,勝ちっぱなしの
人も負けっぱなしの人もごく少数で,
基本的には,勝ったり負けたりを繰り
返しながら,少しずつ成長していく人
がほとんどです。
私は,「勝ち負けがある人生」と
「平坦な人生」に分けます。
この分け方に関してもどちらにより
価値があるのかは,自分自身にしか
決めることはできません。
しかしひとつの事実として,世界が
これだけ発展したのは,先人たちが
「勝ち負けがある人生」を選んで
きたからです。
大学受験を頑張ったということは,
「勝ち負けがある人生」を一歩踏み
出したということです。
本人には自覚が無かったかも
しれませんが,報告に来た日,
「もっと早く始めていれば・・・」
等の後ろ向き発言はありませんでした。
その代わり,
「大学で頑張れるか不安だー。」
「働きたいアルバイトが見つかる
か不安だー。」
と未来に対する発言をしていました。
「過去」の頑張りを土台に
「未来」を見ながら
「今」を一生懸命頑張る。
「君の目線が上がったことに
この受験の価値がある。」
1年間お疲れ様!
人生の歯車がガンガン回っても
上手く回らなくても,また顔を
見せにおいでねー!
(田中)