七草の節句
2020.01.08
こんにちは!社会科の伊藤です。
昨日から塾の授業もスタートしました。
1~3月はあっという間に過ぎていきます。
1日1日をより大切に、有意義に
過ごしたいものですね。
さて、昨日1月7日は「人日(じんじつ)」、
節句名を七草の節句と言います。
1月7日に七草粥を食べることで、
1年の無病息災を祈願する習慣があります。
お正月のごちそうを食べて疲れた胃腸を
いたわるという効果もありますね。
平安時代初期から貴族の間で行われ、
鎌倉・室町の頃には一般民衆にも
広まったといわれます。
七草粥に用いられる春の七草は、
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、
ほとけのざ、すずな、すずしろ」
の7種類です。
ちなみに、せり、なずな以外はすべて古名で、
現在の標準和名とは異なります。
「すずな」はかぶ、「すずしろ」は大根のことです。
おかゆを炊くときのコツは、
・米1合:水900mlの分量比で作る
・35~40分間はかき混ぜずに放置する
・七草と塩は蒸らす5分前に入れて軽く混ぜる
この3つだけです。
質素ながらさらっとした
上品な仕上がりになります。
ただ、おかゆだけでは物足りない!
ということで、
スーパーで半額で売られていたカワハギで
煮魚も作ってみました。
煮魚は下処理が重要です。
煮る前に軽く塩を振ってしばらく置いたのち、
表面をふき取って湯引きをしてから煮ると、
臭みや雑味が消えて美味しく仕上がります。
臭みはなく、身離れもよく、
味も染みており、中々の仕上がりでした。
料理の楽しさを再確認できた
2020年七草の節句でした。