計算力を高めよう!
2025.08.24
「計算力」
どの学年にも言えることですが,とっても大切ですよね。
受験生中3は,夏期講座の中で「計算特訓」を行っています。

ほとんどの生徒が満点かそれに近い点数を取れていますが,中にはちょっとマズイ点数になってしまう生徒も……。
岡崎校では,その場合は個別で教えるようにしています。
今すぐできるようにしなくてはならないですからね。
さて,計算で失点してしまう原因はいくつか考えられます。
①そもそも解法を分かっていない
②解法は知っているが,演習不足で時間がかかってしまう
③ミスしやすいポイントを知らない・気づいていない
④途中式を書かない,または雑に書いている
⑤計算力に対する危機意識が不足
……などなど。
当てはまるものが一つでもあったら要注意です。
特に⑤の意識については,受験生は入試のことを踏まえて考えてみてください。
知っての通り,愛知県公立校入試はどの問題も基本1点です。
簡単な計算の問題も1点,応用力が必要な難しい問題も1点。
(※2点配点も数問あります。)
難しい問題が解けても,簡単な問題で失点してしまうと合格から遠ざかってしまいます。
つまり,何が言いたいかというと,計算問題は「絶対落とせない問題」ってことです。
計算特訓では,合格点に達していれば一応お咎めなしとはなりますが,数学の先生目線で本音を言えば,本当は全員満点を取ってほしいところなのです。
「合格点を突破したからいいや」ではなく,満点を取れなかった人は,必ず解き直しをして完全理解をしておきましょう。

夏休みも終わりが近づいてきました。
ぜひ,この夏が終わる前に計算力に磨きをかけてください。
(小田)