魔の〇〇
2025.04.15
新学期が始まり、1週間が経とうとしています。
新しいクラスや友達にも慣れてきたでしょうか?
ニュースを見ていると、
『魔の7歳』
というタイトルがありました。
読んでみると、
『小学校低学年の児童が歩行中に交通事故に遭いやすい時期を指す言葉』
らしいです。
理由は
・通学や習い事などで行動範囲が広がる
・交通ルールについては理解が深まっていない年齢
・子どもは視点が低く、興味があるものだけに視線が集中する傾向が強い
・危険を察知する能力も乏しく、車が行き交う環境に慣れない
というものでした。
『魔の○○』
という言葉は他にもあり、
『魔の時間帯』
『魔の海域』
などがあります。
どれもいい意味ではないですね。
「危険だから気をつけましょう」というものです。
個人的(近藤個人のもの)には
『魔の中2』
というものがあります。
中学1年生は、初めての事が多く、緊張感があるように思います。
中学3年生は、受験もあり、部活や行事も最後であるため、真剣さが増していきます。
中学2年生は、学校にも慣れ、部活も3年生が引退するとメインになり部活中心になる生徒もいます。
とても中だるみしやすい学年となります。
しかし、入試にメインとなる単元もあり、勉強面でも大切な学年です。
中2の過ごし方しだいで、中3の成績が大きく変わると考えています。
気をゆるめることができない学年です。
ここでエピソードを1つ。
昔神奈川にいた頃の話です。
もう15年ほど前に教えていた生徒だと思いますが、勉強に熱心な女子が2人いました。
1年生のころは学年で20〜40番位を取っていたように思います。
しかし、中2になると一変し、某アイドルにどハマりしてしまいます。
休み時間はテレビなどの話をし、帰りには歌ったり踊ったりと、とても賑やかにしていました。
いやー、危険だなあ……
と思っていたら、案の定、
中間テスト、期末テストと、どんどん点数は下がり、成績も同様に下がってしまいました。
中1のころは、2人とも頑張れば(愛知県では)刈谷北高校レベルまでは行けるのではないか、と思っていましたが、難しい状態になりました。
中3になり、気持ちを切り替えて頑張りましたが、中2の数学と理科が理解出来ておらず、中3でも苦戦。
英語と国語が出来ていたことが救いでした。
1人は私立専願、1人は志望校のレベルを下げ公立高校に合格となりました。
もともと中2を担当することが多かったこともあり、嫌な予想が当たってしまいました。
中2はより一層『気の抜けない学年』と印象づけられた話です。
中2は頑張れば巻き返しが可能だったり、周りと差をつけることができる学年とも言えます。
岡崎校、刈谷校、碧南校の生徒はあと1ヶ月、知立校の生徒も2ヶ月で中間テストがあります。
新しい学年になり、先生やクラスメイトも変わったと思います。
中1のころの印象を変えるには、絶好の機会です!
このチャンスをものにできるよう、少しずつ自分も変化していこう!


近藤