忘却
2025.03.21
各校舎、前進塾名物のチェックテストが始まりました。
様子を見ていると、皆真剣にテスト範囲の箇所を勉強しています。
※写真はテストではなく、碧南校新中3の授業風景です
恐らくですが、彼等がテスト直前にしている勉強法は、「見直しand 確認」作業のはずです。
「初めて、テスト範囲のページを開いた」という人はきっと居ないことでしょう。
※そういう人は、そもそもテストを受けることすら出来ません🙅♂️
彼等はなぜ、「見直しand 確認」作業をしているのでしょうか??
答えは簡単💡
ニンゲンという生き物は、どんなに優秀な脳を持っていても「忘却」をするからです。
人の脳は一度学習したことを
・1時間後には56% 忘れ
・1日後には74%
・そして1ヶ月後には79%を忘れる
という調査結果があります。
これを、調査した心理学者の名前に準えて
「エビングハウスの忘却曲線」と言います。
※教育界隈では大変有名な言葉です。
※いつかの前進塾通信にも掲載されておりました。
「見直しand 確認」作業をするのは、少しでも脳の忘却を減らすため、だと言えますね。
ですので、勉強は何度も何度も復習をします。
学校でも塾でも、そして家でも、可能な限り繰り返し学習を重ねてください。
繰り返し学習をすることで、脳自体が鍛えられ、やがて忘れない脳へと進化していきます🧠
👦「何度英単語を書いても覚えられない。」
→皆んな同じ条件です。頭に定着していないのは、復習の量が忘却の量を下回っているからです。もっと復習の量を増やしましょう。
👧「数学の文章題が解けない。」
→数学は、一見”暗記”とは無関係に思えますが、問題傾向を探ってみるとパターンが見えてきます。
特に中学レベルでの数学ではその傾向が顕著に現れやすいです。
類似問題を何度も解き直して、立式のコツや傾向を掴んでください。
もちろん、個人差はあります。
が、結局は勉強を沢山した人が、最後に勝者となります。
授業以外にも、教室開放などに積極的に参加して、勉強量を増やしていこう!
佐藤