冷静に受け止める
2024.10.21
愛知県教育委員会より
「令和6年度中学校等卒業見込者
の進路希望状況調査─第1回─」
が公表されました。
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/534322.pdf
↑クリックすると,調査結果を
確認することができます。
毎年のことですが,第1希望者数
と第2希望者数を等価にして倍率
を計算しているので「受験者の大半
が第1希望者」という学校以外で
はあまり意味のない数値になって
います。
たとえば,塾生の子は学区の関係上
受けることができませんが尾張学区
にある松蔭高校の倍率です。
【4.07倍】という高倍率になって
います。ただこの数字にはからくり
があって,松蔭高校は群共通校なの
で,尾張1群,尾張2群,どちらの
学校群を選んでも受けることができ
ます。
つまり,この【4.07倍】という倍率
の中に「松蔭高校が第1志望の子」
「尾張1群のBグループが第1志望
で,松蔭高校は第2志望の子」
「尾張2 群のBグループが第1志望
で,松蔭高校は第2志望の子 」
という3つの属性の子がいます。
この事実を冷静に受け止めないと
「倍率が高いから無理だ…」となり
かねません。
進学希望者数を第1志望者数+
第2志望者数×0.5(この数字は
前年度入試結果によって,学校
ごとに差をつけても面白いかも
しれません。)で計算すれば,
もう少し意味のある倍率になると
思います。
現在,前進塾各校舎で進路懇談会が
行われています。卒塾生の子たち,
親交の深い他塾さん,愛知全県模試
を主催している業者さんからの情報
を元に,様々なデータをお伝えして
います。冷静に受け止めて,志望校
合格を追い求めていきましょう。
子どもたちの学力は
まだまだ伸びていきます。
(田中)