こんにちは！社会科の伊藤です。

台風一過、今日は夏らしい青空が戻ってきました。
日中の気温は30度を超えるところも多いです。
熱中症対策を十分にして、お盆休みの最後も体調を崩すことなく過ごしたいですね。

さて、伏見稲荷大社を参拝し、千本鳥居の美しさに感銘を受けた後、そのまま車を西へと向かわせました。
次なる目的地は兵庫県姫路市です。

姫路と言えば、姫路城ですよね。
白鷺城の別名を持つ姫路城は、国宝でありかつ世界文化遺産にも登録されている、日本を代表する壮大にして華麗な名城です。
雄大な天守、真っ白な城壁、野面積みの石垣、城を取り囲む堀など、見どころに溢れています。
中学校の歴史でも、桃山文化の代表的建築物として必ず勉強する城ですね。

これまで、教科書等の写真でしか見たことがなく、一度は実物を見てみたいと思っていました。
今回ようやく時間が出来たので、晴れて姫路城観光を決行することができました。

高速道路を利用するのもなんだかもったいないような気がしたため、一般道で姫路に向かいます。
ナビによれば所要時間は京都伏見からおよそ3時間。中々に遠いです。
姫路市は東西に広い兵庫県の中でも西寄りに位置する市なので、京都からといえどもかなり時間がかかります。
ただ、道中は瑠璃渓谷や湯ノ花温泉などを車窓から眺め、田園地帯の長閑さを感じながら、のんびりと運転を楽しむことができました。

そんなのんびりドライブののち、いつの間にか姫路市に入り、ついに姫路城に到着です。
国宝に登録されている城は他にもいくつかありますが、この姫路城は世界遺産にも登録されているだけあって、別格の美しさや壮大さが感じられます。
遠くから見てもその美しさに強い感動を覚えるのは、今のところ姫路城だけです。

せっかくここまで来たので、天守閣にも登ってみることにしました。
姫路城の天守閣は６階建ての壮大な造りになっています。
犬山城、彦根城など様々見てきましたが、やはり規模が違います。
太く立派な柱や梁を間近に見て触れることができ、機械も電気もない、当時の建築技術の高さに驚かされます。

高台や山の頂に造られた城ではありませんが、６階もの高さを誇る天守閣です。
最上階からの眺めは大変美しく、改めて姫路城の大きさを感じることができます。
天守閣最上階までの所要時間は待ち時間も含めおよそ１時間半…
しかし、その待ち時間と暑さを考えても、一見の価値は十分すぎるくらいにあると思いました。

これでまた一つ、見識が広がったような気がしました。
国宝の城でまだ訪れたことがないのはおそらく島根県松江城だけになりました。
松江城は立派なお堀に囲まれ、桜の時期のお堀の遊覧船からの眺めは大変美しいと聞きます。

まだまだ、行ってみたい場所、見てみたいものはたくさんあります。
現状に満足することなく、何事にも興味を持ち、好奇心を忘れずありたいもです。