治療と予防
2023.01.26
塾講師向けのYou Tubeで「保護者
の方が塾を選ぶときのマインドが
【予防型】から【治療型】に変化
している」というトピックが挙がっ
ていました。
【予防型】
・周りから中学校の勉強は難しく
なると聞いているので,困る前
から塾へ行こう。
・志望校は決まっていないけど,
いざ決まったときに目指すこと
ができるように塾へ行こう。
【治療型】
・定期テストで失敗をしてしまい
自分ひとりでは解決できそうに
なさそうだから塾へ行こう。
・志望校が決まったけど何をすれ
ば良いのか分からないから塾へ
行こう。
景気不安もあり
【予防型】→【治療型】
へ移行していくことは仕方ない
ことだと思います。
しかし,塾講師としてのオススメ
は断然【予防型】です。
学校の授業は“つまづいている子”
がいてもどんどん進んでいきます。
保護者の方や生徒本人がつまづき
に気付き,塾で【治療】している
間にも,学校の授業はさらに先へ
進んでいきます。特に,学習指導
要領改訂後はこの流れが顕著です。
もちろん我々は,全力で【治療】
もします。一度つまづいたら,
もう何をやってもダメということ
はありません。
ただ,彼らの頑張りを見ていると
「もっと早くから【予防】できて
いれば…」と思うこともしばしば
です。不安をお抱えの方は,ぜひ
お声がけください。
(田中)