夏期講座8日目
2019.08.09
毎年,テーマを決めて夏期講座授業を準備
しています。今年のテーマは“ 音読 ”
きっかけとなったのはこの本です。
かなり有名な本なので,ご存知の方も多い
と思います。
教科書や参考書,入試の問題は,誰が読ん
でも内容が伝わるように書かれています。
いわゆる,論理的な構造がある硬い日本語
です。このような文章が読めないと,勉強
に限らず,様々な場面で困難を抱えます。
前進塾生の志望校は多種多様なので,全員
が進学校に行くわけではありません。
しかし近い将来全員が“ 大人の社会 ”に
飛び立ちます。“ 大人の社会 ”では読解
力が常に求められます。そのために今の
段階でできることは,やはり“ 音読 ”
文章を目で追うのではなく,声に出して
読む。声が出せない状況(自習室など)
なら,心の中で声を出して読む。音読を
すると,当然読解スピードが落ちます。
ただし,音読を繰り返すとスピードは
上がりますし,理解度,定着度も段違い
に上がってきます。更に危機感をあおれば
今このタイミングを逃し,受験直前に音読
を始めると,読解スピードが落ちる段階で
試験当日を迎えます。
“ 音読 ”をいつ始めるか・・・
中3チームは通常授業,中1・2チームは
300問大会模擬テストを実施しました。
各学年,そして個人個人で乗り越えるべき
課題はまだまだたくさんありますが,それ
でもひとつ確実に言えることは,夏期講座
を通して成長しているということです。
ちなみに,中1・2チームの300問大会
模擬テスト最高得点は・・・
299点でした!おしい!
明日の本番に期待です!
(田中)