高校を選ぶ基準
2021.05.30
高校部大学受験科責任者という立場
から高校を選ぶ基準についてのお話
をお届けします。
「A高校は宿題が多いと聞いたから
宿題が少なくて自由なイメージの
B高校にしようかな。」
という判断基準は中学生あるあるだ
と思います。保護者の方も「宿題に
追われる高校生活=かわいそう」と
いう判断をされるかもしれません。
私の意見を3つの観点からお伝え
します。
1.西三河エリアの公立高校は
どこも宿題が多い。
良い悪いは置いておき,事実として
西三河エリアの公立高校は,どこも
宿題が多いです。加えて朝,業後,
長期休み補習もバリバリ行います。
「塾よりも,学校を最優先に。」と
いう考えの先生もたくさんいます。
2.宿題の量と同じくらい高校生の
モチベーションが大事。
例えば
A高校
宿題の量:90
生徒のモチベーション:50
B高校
宿題の量:110
生徒のモチベーション:100
というモデルケースで説明します。
宿題の量自体はB高校の方が多い
ですが生徒のモチベーションとの
ギャップが少ないので,不満の声
は上がりにくいです。(A高校に
関しては逆のことが言えます。)
また高校の話をしてくれた,先輩
や知り合いがその高校を有効活用
しているかに意見が左右されます。
3.そもそも普通科は勉強を頑張る
ところである。
そもそも論になりますが,普通科は
大学受験に向けて勉強を頑張る学校
です。そして,大学受験のライバル
は同じ公立中,高の子だけでなく,
中高一貫校でバリバリ勉強している
子も含みます。
結論として宿題の量だけを判断基準
にするのは危険ということです。
「高校受験を終えた後,そこから
もう3年頑張って,大学受験で
もう一花咲かせる。」
と覚悟をもって普通科進学校の受験
に挑戦してほしいです。
前進塾生の可能性は無限大です。
進路に悩んだ際は,ぜひ各校舎
の先生に相談してくださいね!
(田中)