七草の節句
2021.01.08
こんにちは! 伊藤です。
昨日、今日と非常に寒い日が続きましたね。
厳しい寒さは体調不良の原因にもなります。
暖かくして休むなど身体を冷やさない配慮を
しておきましょう!
栄養バランスの良い食事を心がける
ことも重要ですね。
さて、昨日1月7日は「人日」、七草の節句でした。
1月7日の七草の節句の日に、七草粥を食べる
ことで、一年の無病息災を祈念する習慣が
昔から存在します。
七草とは、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら
ほとけのざ、すずな、すずしろ」の7つです。
古語であるものも多いので、現在の標準和名
とは異なる山菜も含まれています。
私も毎年1月7日には七草粥を炊いています。
お正月で疲れた胃腸を労わる優しい料理です。
今はスーパーでも七草セットが売られており、
便利な世の中になったなと思います。
地元にいたときはかなりの田舎に住んでいた
こともあって、散歩のついでに七草を摘んでいた
ことを思い出します。
七草の「はこべら」は正しくは「はこべ」ですが、
七草セットの「はこべら」ははこべに近縁種の
うしはこべであることがほとんどです。
こちらの方が大型で、かさましができるから
だと思われます。
七草は、冬の厳しい寒さにも負けずに
休耕地などでもよく育ちます。
冬の時期に不足しがちなビタミンなどを
補える、先人たちの知恵だと思います。
今が時期の水仙の香りを感じながら、
今年も食で季節を感じることができました。