好きこそ物の上手なれ?
2020.11.11
こんにちは! 伊藤です。
早いもので11月も半ばになろうかとしてます。
最低気温が10℃を下回り、寒暖の差が激しいと
いうよりは、単に寒い日が増えてきたような
気がしています。県北や岐阜県では霜注意報が
発令されるなど、秋から冬への変化を感じます。
空気も乾燥し、風邪をひきやすい時期です。
健康を過信せず、無理をすることなく、
体調管理に気を付けていきましょう。
さて、表題の「好きこそ物の上手なれ」とは
「どんなことであっても、人は好きなものに対して
は自然と努力するので、上達が早いということ。」
という意味のことわざです。
確かに、好きなことは自分から進んで
努力や工夫をするものですよね。
趣味やスポーツがまさにこれに当てはまる
という人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、「こそ」は強調の係助詞で、
係り結びの法則で「なれ」は已然形です。
ただ、必ずしもことわざ通りではなく、
その逆もあるのではないかと思います。
つまり、上手になったものを好きになる、
さらに言えば、上手になるまで努力すれば
自然と好きになり、自分に自信がついて
さらに進んで努力するという好循環も
あるのではないかとも思います。
勉強は、もしかするとそういう類のもの
かもしれません。
勉強が好きで勉強が趣味のような人も、
もちろんいると思います。
しかし、多くの人にとっては、勉強は楽しいもの
というよりは苦しいもの、辛いものと感じることの
ほうが多いのではないでしょうか。
自分の将来の為とわかっていても中々捗らない、
そんな経験のある人も多くいると思います。
難しい問題が出たり、多くの語句を覚えたり、
考えるだけでうんざりするかもしれません。
考えるとうんざりする・・・
だったら、考えるのをやめてとりあえず
行動(≒勉強)してみましょう!
「 できるところから始める」
「わからないことがあって当然」
「入試までにできるようになればいい」
そんな具合に意識をスパッと切り替えて、
勉強することを習慣にしてしまいましょう。
行動を渋れば渋るほど、やる気は下がります。
「切羽詰まって」というのはやる気ではなく
強迫観念であって、長くはもちません。
そうやって1週間、1か月、3か月と続けるうちに
だんだんと力がついてくるはずです。
力がついてくれば、勉強に対しても
意識が変わってくるかもしれません。
勉強や進路に対しては、誰もが不安を
持っていることだと思います。
ただ、不安だったり、上手くいかないことが
あったりするのはみんな同じです。
自分のできることから、真剣にかつ気楽に
自分と向き合ってみてください。
そして行動に移してみましょう。
少しずつ、でも確実に、いろいろなことが
変わっていくと思います。