自己言及のパラドックス
2020.04.05
早速ですが問題です。
以下の文章に「はい」か「いいえ」で答え
てください。
あなたはこの質問に「はい」と答えますか?
「はい」と答えたあなた。
質問に正しく答えてますね!正解です。
「いいえ」と答えたあなた。
あなたは「はい」と答えていません。
つまり、この質問に対しての正解は
「いいえ」ですよね。
あなたも正解です。
つまりどちらを選んでも正解になってしま
うのです。テストにこんな問題が出たら、
さぞ平均点は上がることでしょう。
なんだか頭がこんがらがってきてし
まう内容ですがこれは自己言及のパ
ラドックスと言います。
「なんだそりゃ」と思う人もいるかもしれ
ませんが、この現象は日頃から見られるも
のです。
例えば、
「貼り紙禁止」と書かれた貼り紙
「静かにしろ!」という怒鳴り声
などなど意外と世の中に満ちあふれていま
す。興味を持った人は、是非探してみてく
ださいね。
ただ、この世の中には不思議なことに、
この世には2択の選択肢があるように見え
て、実は答えが1択しかないという質問も
あります。
それが以下の質問。
「あなたは今後引き続き前進塾のブログを
読み続けますか?」
高橋