爽秋の飛驒紀行【前編】
2019.11.02
こんにちは!社会科の伊藤です。
受験生の皆さん、全県模試お疲れ様でした!
模試は今の実力を出し切り、
しっかり復習をして自分の弱点を知り、
入試に向けて備えていく絶好の教材です。
模試は受けた後が大切です。
自己採点の結果に一喜一憂するだけで終了…
ということがないように、
間違えた所は必ず早めに復習をしてください。
疑問点があれば遠慮なく質問に来てください。
あっという間に11月に入りましたね。
「秋の日は釣瓶落とし」のことわざ通り、
日が沈むのが日に日に早くなっている
気がします。
一日の気温の変化が激しいので、
体調管理には十分注意してください。
さて、10月の月末休講を利用し心身を癒すべく、
久しぶりに遠出をしました。
今回訪れたのは飛驒の国、
現在の岐阜県高山市と白川村です。
メインの目的地は世界文化遺産にも登録された
白川村の合掌造りの集落ですが、
今回はその道中の風景をお届けします。
旅は目的地に着いてからだけではなく、
目的地までの道中にも良さがあると思います。
午前10時ごろに愛知県を出発し、
高速で約2時間の時間をかけて、
まずは高山市の荘川という場所に向かいます。
ちょうどお昼時に荘川インターに到着、
ここからは高速を降りて一般道を走ります。
岐阜県は蕎麦が有名な地でもあります。
道路沿いに巨大な水車のある蕎麦屋を発見!
思わず立ち寄ってみました。
蕎麦屋と水車に何の関係があるの?
と思う人もいるかもしれませんが、
昔から水車の動力は、
蕎麦の製粉のために利用されています。
本格的な蕎麦はやはり美味しいです。
香りや食感が違うということは、
素人の自分でも分かる気がしました。
店のすぐそばにはきれいな川も流れています。
ついでに河原を歩いてみましたが、
透明度の高い澄んだ水が流れ、
所々既に紅葉してる木々もあり、
秋を感じさせる美しい光景が
広がっていました。
食事を済ませた後、白川村に向けて
さらに車を走らせます。
道中には御母衣(みぼろ)湖という湖があります。
庄川をせき止めて造られたダム湖で、
県内の紅葉スポットとしても知られています。
ダムを建設する主目的は水力発電です。
産業の基盤ともいえる電力供給のために、
かつてダム周辺にあった多くの集落が、
取り壊されて水の底に沈んでいきました。
白川村の荻町集落も水没の危機に
さらされた集落の一つでした。
次回は、そんな水没の危機を乗り越え、
歴史的な町並みを現在にまで残している
白川村荻町合掌造りの集落を紹介します。