今年度から中学校の教科書が新しくなったのはご存知でしょうか。

教科書は数年毎に内容が見直され、時代に即したものに常に改良されています。

かつては歴史の教科書に記載されている年号が変更になった際にはテレビでも取り上げられることがあり、

さまざまな人が関心を寄せていることもあります。

さて、理科の教科書も例に漏れず今年度から装いを新たにしました。

そんな新しい教科書にコラムとして、私の愛読書とその著者の方が掲載されていました。

中学2年生は現在理科では元素について学んでいます。

語呂合わせで「すいへーりーべ」と覚えたあれです。

よくわからないけどテストで出るから魔法の呪文として覚えることが多いと思います。

実際私が学生の時も魔法の呪文の感覚で覚えました。

そこに一石を投じたのが中学2年生理科の教科書のコラムに掲載された「元素楽章」という本です。

元素をそれぞれマンガやアニメのようなキャラクターとして描き、

服装や性格にその元素から連想されるものを特徴的に表現されていて、とても興味深い本になっています。

例えばニホニウム(Nh)という日本人の化学者が合成した元素には桜がモチーフとして使われています。(同じ研究所で新種の桜が生まれたことにも掛かっているようです）

そして、教科書のコラムには推し(お気に入り)の元素を探してみると面白いと著者の方がおっしゃっていましたので、

私の推し(お気に入り)元素をご紹介します。

私の推し元素は、チタン(Ti)です。

人体に対しての安全性が高く、軽いという優秀な金属です。

私のメガネや化粧品にも使われていたり馴染み深いものでいつも助けてもらっていて頭が下がる元素です。

チタンには手を加えると色がグラデーションになるという特徴もあり、美しさにおいてもポイント高めです。

あと一番大事なポイントなのですが、

名前がかわいいのです！！

チタン……なんか、かわいくないですか？！

そう思うのは私だけですかね…

とにかく、さまざまな元素に興味を持って特徴や、何に使われているのかと言ったことに目を向けてみると、日常の景色が変わって見えると思います。

さぁ、みなさんの推し元素はどれですか？

(林)