問題提起
2019.09.15
先日,職員の1人が以前に勤めていた塾で
起こったことを教えてくれました。
今まで習った内容が定着していない子が
途中から入塾。
↓
しかし,宿題を忘れる等,塾のルールが
守れず,学力や定期テスト順位の向上が
見られない。また,本人にも
「勉強ができるようになりたい!」
という意志がない。
↓
その後,保護者の方から
「学力が伸びないのは塾が悪い。」
とクレームが入る。
この話を聞いて,漫画【ドラゴン桜】の
ある場面を思い出しました。
高3までいわゆる落ちこぼれだった2人が
努力をし,勉強ができるようになってきた
ときのセリフです。
「結局…勉強って…
コツコツ真面目にやった
人が一番なんだよ」
「うん…」
学力が伸びている子は我々から見て,本当
によく勉強しています。ただ単に長い時間
勉強をしている,自習室に来ているという
ことではなく,疑問を徹底的に解決する,
テキストを隅々まで使い切る,自分の解法
を言語化する等,行動レベルが高いです。
そして,小学校のころから努力を積み上げ
ています。冒頭の子に話を戻せば,周りの
子たちが小学校から8,9年と努力を積み
上げている中,自分は努力を積み上げられ
なかったと自覚することが,成長の第一歩
だったのではないでしょうか。
マシンやAIが人間の代わりに働く時代が
やってきています。
しかし,
=人間は頑張らなくても良い時代
ではありません。
むしろ,
=人間にしかできないことを頑張る時代
です。
頑張る練習として,【学校の勉強】がある
と考えています。なので,
「頑張りたくないな・・・」
「楽して成績を上げたいな・・・」
という考えのご家庭に,刈谷校は合わない
と思います。頑張っている9月入塾生や,
Fightし続けている塾生を見ていると
「これからも塾生と共に,愚直に頑張って
いこう!」
と心の熱量が上がってきます。
(田中)