筆記用具
2023.03.28
今日は筆記用具のお話です。
学生にとって大切な相棒,筆記用具。
ちょうど,学校の新学期に向けいろいろ準備をする時期ですから,一緒に戦う信頼の一本を用意しておくとよいですね。
最近,愛知全県模試でこんなことがありました。
中3の愛知全県模試はマークシートですから,解答は丸を塗りつぶしていくのですが,4Bの鉛筆で塗っている生徒。
ダメとまでは言いませんが,気をつけないと芯の粉で用紙が黒くなってしまったり,消しても消しても黒くなったままということが起こりえます。
「結局,HBが最強。」
昔,同じことをしたことのある経験者が得た教訓です。
あとは,鉛筆かシャープペンシルの選択。
一見,芯の太い鉛筆は丸を塗りつぶすのに楽そうに思えるけど,シャープペンシルも捨てがたい。はたまたは二刀流という方法もある…。
どちらにするべきか…。
これは,決して終わることのない「きのこたけのこ戦争」のようなもの。
優劣などつけられないのです。だから,自分がやりやすいと思えるスタイルを普段の勉強で確立していってください。
ところで,前進塾のチェックテストの時間は,机上にシャープペンシル(鉛筆),消しゴム, 赤&黒のボールペンしか置くことはできません。
これはもちろん不正防止のためですね。
それでも,試験時にシャープペンシルの芯を数本ケースから出して置いてあるのを見ます。たぶん,本人は予備のつもりなのでしょう。
でも,シャープペンシルの芯一本で約225mも筆記できるんだそうです。芯の残りが短くなっていない限り,テスト1枚で使い切ることはないと思うんです。
掃除のときにシャープペンシルの芯が丸ごと一本落ちているのをときおり目にします。 予備の芯の存在を忘れて,落としてしまったんでしょう。
これ,正直嬉しくないやつです。
折れた芯が机やいすの脚に踏まれると,床が真っ黒になるんです。
これを読んでくれた人,これからはシャープペンシルの芯は,あらかじめ本体にちゃんと入れておいてくれると嬉しいな。
(参考HP)日本筆記具工業会
http://www.jwima.org/sharp-pencil/s04-1sharp-pencil/s04-1sharp-pencil.html
(小田)