小・中学部ブログ

2026.10.1

待つことも仕事

我々塾講師の大きな仕事が「期限までに間に合わせる」ことです。

「定期テスト2週間前までにテスト範囲の指導を終える」,「定期テスト1週間前までにテスト課題を終えられるように声掛けをする」,「入試当日までに合格するための得点力を身に付けさせる」,といった具合です。

塾講師に限定する必要は無かったかもしれません。

世の中にあるほどんどの仕事は「期限までに間に合わせる」ことに集約されます。

年齢や経験を重ねれば重ねるほど,「期限に追われて生きる」ことが当たり前になってきます。

ただ,子どもたちと接するとき,「待つ」ことも大切になります。

彼らが体感している時間と,大人が体感している時間は全くの別物です。

塾が始まる5分前に鏡の前で身支度をしていても,テスト前日に学校課題が10ページ以上残っていても,秋の時点で志望校が固まっていなくても,「間に合う」とジャッジしてしまいます。苦笑

大人からするとイライラ,モヤモヤしますが,子どもたちは一度伸びる時期に入ると,ぐんぐん成長していきます。

私は(いつかやってくる中日ドラゴンズの編成部門への抜擢に備えて)プロ野球以外の情報もチェックしていますが,小学生時代に神童と期待されていた子が,中学生~高校生の時期に野球が下手になることがあります。

原因は,身長の伸びに,筋肉や神経の発達が追い付かないため,一時的にものすごく不器用になることが挙げられます。

ここで指導者が張り切ってフォームに口出ししても,上手くなることはなく,むしろ野球を嫌いになって辞めてしまうこともあるそうです。

実は勉強も近しいところがあり,字の乱れ,計算ミス,姿勢の崩れが目立つようになります。

いつこの苦しい時期を抜けて伸びる時期に入るかは個人差が大きいので,我々大人は信じて待ちましょう!

(田中)