高校部ブログ

2026.06.24

前進塾DX科

DX(デジタルトランスフォーメーション)

情報の教科書で「デジタルテクノロジーを使用して,ビジネスプロセス・文化・顧客体験を新たに創造して,変わり続けるビジネスや市場の要求を満たすプロセス。」と紹介される言葉です。

6月の考査対策期間のチェックテストでも度々登場しました。

前進塾にも「前進塾 DX科」というLINEグループが存在しており,塾の運営に使える技術を探す一方で,技術導入そのものが目的になっていないかを議論しています。

個人的には特に後者の「ブレーキ役」を意識しています。DXが下手の学校だと,考査範囲の連絡方法が

①従来通り紙面で連絡

②タブレットから閲覧できるWEBページにて連絡

③授業中に口頭で連絡

と分散してしまい,子どもたちがパニックになっているケースもあります。

指導現場での扱い方

DX科のメンバーで,前進塾のWEB周りを整えて頂いているN氏から「生成AIを指導現場でどう扱うか」というレポートをもらいました。

①誤情報の鵜呑み

AIの回答には誤りや作り話が混ざります。出典を確かめる・複数で照合する習慣を指導に組み込む。AIは「正しい先生」ではなく「下書きを出す道具」と位置づける。

②悪用の相談

人間関係の悩みや相手への仕返しをAIに相談し,実際に行動を起こしてしまう使い方が現実に起きている。AIは行動を止めてくれるとは限らず,行動した結果や責任は本人が負わないといけない点を伝える。

③丸写しできない課題設定

答えだけを出させるのではなく,思考の過程を書かせる,口頭で説明させる課題に切り替える。

といった「そうそう!ここなんです!」という現場目線のレポートでした。

思考停止

このレポート中でも特に,「依存・思考停止」の項目が目に留まりました。

「与えられた課題に対して,最初からAIに頼ると,自分で考える力が育たない。まずは自力で取り組ませてからAIで補強するという順序を徹底する。」という内容でした。

子どもたちの指導をしていると「白紙の問題集をカメラで撮影し,AIに解かせ,その答えを丸写ししようする」場面を目撃することがあります。

模範解答が配られていないときだけではなく,模範解答が配られていても,「該当箇所を照らし合わせるのが面倒だから」という短絡的な思考です。

(前進塾歴が長い子なら分かると思いますが,こういう学力向上につながらない勉強が発覚すると,お説教タイムが始まります。「AIで時短だぜ☆コスパ☆タイパ☆」と稼いだスマホいじりの時間は簡単に消し飛びます。)

便利な道具だからこそ,今一度,その使い方に注意していきましょう!

おまけ

AIに画像生成をさせてみました。ホワイトボードには「数式らしきもの」が溢れています。

×数式自体は何の意味もつながりもないものです。画像生成の質は日々進化していますが,まだこの程度のクオリティです。

〇「塾講師っぽいイラストにして」という指示で生成された画像なので,私は理系顔ということが証明されました。

※ 2026年度入塾の枠が埋まりました。キャンセル待ちに関しての詳細は公式LINE,または校舎までお問合せください。

(田中)

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